ロフトは、さまざまな使用用途があるのでワクワクする方も多いでしょう。
しかし、注文住宅でロフトを作るには、建築基準法を守る必要があります。
では、どのような規定があるのか、どのようなことに注意すると良いのか一緒に確認していきましょう。
□ロフトにおける建築基準法とは?
ロフトは、建築基準法では「小屋裏物置等」と言います。
小屋裏とは、屋根と天井の間の空間のことで、その空間を収納などに使う場合の規定のことを指します。
1つ目は、ロフトの床面積が、ロフトがある階の床面積の2分の1未満であることです。
2つ目は、ロフトの天井高(内側の高さ)の最も高い部分が1.4メートル以下であることです。
3つ目は、ロフトの床面積は、ロフトを設置する階の床面積の8分の1を超える場合、各階の壁を増やす必要があることです。
例えば、床面積が60平方メートルの2階部分にロフトを作る場合、床面積は30平方メートルより小さく、天井の高さは1.4メートル以下である必要があります。
加えて、7.5メートルを越える場合は、構造強度を保つために、各階に壁を増やす必要があります。
1階部分と2階部分の床面性が同じ場合は、床面積の2分の1未満であることに気をつければ良いですが、階によって床面積が異なる場合は注意が必要です。
それは、ロフトを作る階の床面積を基準にする必要があるのに、違う階の床面積を参考にすると、上記で挙げた3つの条件に当てはまらなくなるためです。
実際、もう少し細かな規定がありますが、一般的に上記の3つの規定を把握しておきましょう。
この規定以外に、自治体によって上限が厳しかったり、やっても良いこととやって良くないことが異なっていたりするのであらかじめ自治体に確認しましょう。
□注文住宅でロフトがおすすめである理由とは?
1つ目は、収納に活用できるためです。
ロフトは高さの制約上、デットスペースになりかねません。
しかし、収納スペースとして活用すると、高さが問題にならず、部屋をすっきりと広く見せられます。
普段出し入れしないもの、例えば扇風機やヒーター、思い出のものなどをロフトに収納することで他の部屋をスッキリと見せられます。
2つ目は、趣味部屋に活用できるためです。
最近では、リモートワークも増えているので、「家を建てるなら、自分の部屋が欲しい」という方も多いでしょう。
実際、部屋を設けようと思えば、部屋を作るだけの十分なスペースが必要ですが、ロフトであれば、他の部屋の影響を考慮しつつ趣味部屋や書斎部屋にできます。
背の高い家具などは配置できませんが、うまくレイアウトすれば洞窟のような雰囲気のある部屋を完成させられます。
また、ロフトは、子供部屋としても活用できます。
ハシゴを使って上り下りをするというのは、子供にとっては秘密基地のようでお子様がワクワクする空間を作れるでしょう。
仕切りがないため、リビングや廊下からお子様の様子を確認することができ、ある程度のプライベート空間になるので、部屋が欲しいというお子様のご要望にも応えられます。
3つ目は、広がりのある空間になるためです。
先ほどご紹介したように、ロフトは収納スペースや趣味部屋として使用できるので、住宅の空間を広がりのある空間に見せられます。
特に、平家にロフトをつけると、より空間を広く見せられるでしょう。
平家は2階建てがない分スペースが物足りないというデメリットもあります。
その一方で、ロフトを設けることで、天井が高く、ダイナミックな空間を作れて、ワンフロアで効率的に生活できる魅力を活かしながら生活に必要なスペースを補えます。
□ロフトを作る際の注意点とは?
では、実際にロフトを作るのであれば、そのようなところに注意すると良いのでしょうか。
*暑さと風通し
ロフトは屋根に近いので、熱が篭りがちな空間で、特に夏場は対策をとっておかなければ過ごしにくい空間になってしまいます。
そのため、暑さ対策をするとともに、風通しの良い空間になるようにしましょう。
また、年中快適に過ごせるようにするために、屋根の断熱材を分厚くしたり、空調を取り入れたりすることもおすすめします。
*階段の安全性を高める
ロフトと認められるためには、ロフトへかけるハシゴは固定されていてはならないという条件があります。
安全性を高めるためには、ハシゴは固定しておきたいが、ロフトと認められないのではどうすれば良いのか迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
特に、小さいお子様や高齢のかたがいらっしゃる場合は、安全性を高めたいものですよね。
固定されていてはならないという条件がありますが、実は、これは自治体によって異なります。
自治体によっては、収納階段や固定式階段を設置できる場合もあるので、設置の可否を自治体に確認してみましょう。
*置くものに注意する
ロフトを収納スペースとして利用する予定の場合は、作る際にロフトにものを収納するとどのように見えるのかを確認しておきましょう。
部屋をスッキリ見せられるというメリットを持つロフトですが、ものを雑に収納していると見た目が気になる場合があるので注意してください。
□まとめ
今回は、注文住宅でロフトを作る際の注意点についてご紹介しました。
安全で快適なロフトにするために今回ご紹介した注意点を参考にしてみてください。
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