限られた土地に最大限の価値を生み出したい。
そんな都市部の若い夫婦の方々に向けて、今回は20坪の家でも快適に暮らすための設計アイディアをご紹介します。
狭小住宅が増える昨今、どうすれば20坪という限られたスペースを有効活用できるのでしょうか。
ここでは、20坪の広さのイメージを掴んだ上で、その空間を最大限に活かすための設計のポイントを見ていきましょう。
□20坪の広さのイメージは?
20坪といえば一般的な学校の教室よりやや広い程度の面積で、畳数にすると約40畳分になります。
注文住宅の平均坪数が37坪ほどであることを考えると、20坪の家は少し狭めといえるでしょう。
しかし、20坪ならではのメリットもあります。
1:固定資産税が安くなる
土地が狭い分、固定資産税の負担が軽減されます。
また、2階建てや3階建てにすることで、延べ床面積に対する税金の割合を抑えられます。
2:立地のいい場所に建てやすい
駅近をはじめとした利便性の高い土地は、広さが限られていることが多いものです。
20坪の家なら、そうした好立地に建てやすくなります。
3:電気代が安くなる
部屋数が少ない分、エアコンをはじめ消費電力が高い家電の設置数を減らせます。
光熱費の節約につながるでしょう。
□20坪を最大限に活用する設計アイディア
では、20坪の狭さを感じさせない家づくりには、どのような工夫が必要でしょうか。
ここでは3つのポイントを解説します。
1:廊下を減らす間取りにする
廊下は居住スペースではないため、できるだけ作らないことが重要です。
部屋と部屋の間に収納を設けるなど、プライバシーを確保しつつ廊下をなくす工夫をしましょう。
2:スキップフロアや勾配天井を取り入れる
小上がり和室をはじめとしたスキップフロアを設けることで、部屋数を増やさずに空間を仕切れます。
また、勾配天井にすれば開放感もアップ。
狭い空間を広く見せる効果が期待できます。
3:床下収納を有効活用する
収納スペースの確保は狭小住宅の重要なポイント。
居住空間を狭めることなく収納を設けるには、床下スペースの活用がおすすめです。
キッチンの壁面収納をはじめ、デッドスペースを見逃さないことも大切ですね。
□まとめ
20坪の家は全国平均よりやや狭めですが、税金や光熱費の面でメリットもあります。
限られた敷地を有効活用するには、廊下を減らしたり、スキップフロアや勾配天井を採り入れたりするなどの設計上の工夫が欠かせません。
床下収納や壁面収納などの賢い収納計画も、狭さを感じさせない快適な空間づくりには重要です。