家を建てる際には、地震対策だけでなく、台風などの自然災害への対策も重要です。
近年、大型台風の上陸が相次いでおり、家を守るための知識や対策は欠かせません。
特に、家の耐風強度を表す「耐風等級」は、台風などの強風から家を守る上で重要な要素です。
この記事では、耐風等級と風速の関係について解説し、家の耐風強度を理解するための基礎知識を深めます。
また、台風に強い家づくりのポイントについても詳しく解説することで、安心して住める家づくりのためのヒントをご紹介します。
□耐風等級とは?
耐風等級は、住宅性能表示基準の項目の一つで、暴風に対する住宅の強度を表します。
簡単に言えば、家がどれだけ強い風にも耐えられるかを表す指標です。
耐風等級には1と2があり、2の方がより高強度になります。
耐風等級は、地域や建物の構造によって必要な強度が異なるため、適切な等級を選ぶことが重要です。
1:耐風等級の必要性
近年、地球温暖化の影響で、台風などの自然災害が激甚化しています。
そのため、家を守るためには、耐風強度をしっかりと考慮することが不可欠です。
特に、海沿いや風が強い地域では、耐風等級2を選択することが推奨されます。
2:耐風等級と建築基準法
建築基準法では、最低限の耐風強度が定められていますが、これはあくまで最低基準です。
地域によっては、基準風速が異なるため、建築基準法で定められた最低基準以上の耐風強度が必要となる場合があります。
3:耐風等級の表示
耐風等級は、住宅性能表示制度に基づいて表示されます。
住宅性能表示制度とは、住宅の性能を分かりやすく表示することで、消費者が性能の高い住宅を選択できるようにするための制度です。
耐風等級が表示されている住宅は、性能が保証されていると言えるでしょう。
□耐風等級と風速の関係
耐風等級は、風速と密接に関係しています。
風速が高くなるほど、建物にかかる風圧力も大きくなり、耐風等級を上げる必要が出てきます。
地域によって基準風速が異なるため、自分の住んでいる地域の基準風速を確認することが大切です。
1:風速と風圧力
風速は、風の速さを表す指標です。
風速が高くなると、建物にかかる風圧力も大きくなります。
風圧力とは、風によって建物にかかる力のことです。
風圧力は、風速の2乗に比例して大きくなるため、風速が2倍になると風圧力は4倍になります。
2:基準風速と耐風等級
基準風速とは、ある地域で、ある期間に発生する最大風速の平均値です。
基準風速は、地域によって異なります。
例えば、海沿いの地域は内陸部よりも基準風速が高くなります。
耐風等級は、基準風速に基づいて決められます。
基準風速が高い地域では、耐風等級2を選択する必要がある場合があります。
3:耐風等級と建物の構造
耐風等級は、建物の構造によっても異なります。
木造住宅は、鉄骨造住宅よりも耐風強度が低いため、同じ基準風速でも、耐風等級2を選択する必要がある場合があります。
□台風に強い家づくりのポイント
台風に強い家づくりには、屋根や窓の対策、立地条件の考慮、平屋など構造の工夫など、さまざまなポイントがあります。
これらのポイントを参考に、安心して住める家を建てましょう。
1:屋根の対策
屋根は、強風による被害を受けやすい部分の一つです。
台風に強い屋根にするためには、屋根の形状、屋根材、工法を考慮する必要があります。
・屋根の形状
屋根の形状は、風の抵抗を受けにくい勾配の少ないタイプが強いです。
片流れなどの風圧力が集中しやすい形状は、風に弱いです。
・屋根材
屋根材は、強風でもはがれたり変形したりしない頑丈なものを選びましょう。
また、しっかりと固定されているかを確認することが大切です。
・工法
屋根材を固定する工法も重要です。
ズレたり飛散したりしないように、しっかりと固定されているかを確認しましょう。
2:窓の対策
窓は、強風による飛来物から家を守る必要があります。
台風に強い窓にするためには、雨戸やシャッターを設置したり、飛散防止フィルムを貼ったりすることが有効です。
・雨戸やシャッター
雨戸やシャッターは、強風から窓ガラスを守る効果があります。
特に、台風が近づいてきた場合は、必ず雨戸やシャッターを閉めてください。
・飛散防止フィルム
飛散防止フィルムは、窓ガラスが割れても破片が飛び散るのを防ぎます。
万が一、窓ガラスが割れても、怪我をするリスクを軽減することができます。
3:立地条件の考慮
台風の際は、障害物のない海沿いのほうが内陸部よりも風が強く、大きな風速が観測されることが多くあります。
台風に強い家を建てたいなら、立地条件も重要です。
・海沿いの地域
海沿いの地域は、内陸部よりも風速が高くなるため、耐風等級2を選択する必要がある場合があります。
・開けた場所
開けた場所も、風を受けやすいので注意が必要です。
・市街地
市街地は、周囲に建物が多く建っているため、風を受けにくいです。
4:構造の工夫
台風に強い家づくりには、構造の工夫も重要です。
平屋は、2階建てや3階建てに比べて風圧力を受ける面積が小さいため、台風に強いと言われています。
・平屋
平屋は、風圧力を受ける面積が小さく、下から吹き上げる風の影響も受けにくいというメリットがあります。
バリアフリーが実現しやすく、ワンフロアで生活が完結できる利便性からも近年注目されています。
・鉄骨造住宅
鉄骨造住宅は、木造住宅よりも耐風強度が高いです。
5:その他の対策
台風に強い家づくりには、屋根や窓の対策、立地条件の考慮、構造の工夫以外にも、さまざまな対策があります。
・防風林
防風林は、風を遮る効果があります。
海沿いや開けた場所に家を建てる場合は、防風林を検討するのも良いでしょう。
・防風フェンス
防風フェンスは、風を遮る効果があります。
庭や駐車場などに設置することで、家への風圧力を軽減することができます。
・避難場所の確保
台風が近づいてきた場合は、安全な場所に避難することが大切です。
事前に避難場所を確保しておきましょう。
□まとめ
この記事では、耐風等級と風速の関係について解説しました。
耐風等級は、地域や建物の構造によって必要な強度が異なるため、適切な等級を選ぶことが重要です。
台風に強い家づくりには、屋根や窓の対策、立地条件の考慮、構造の工夫など、さまざまなポイントがあります。
これらのポイントを参考に、安心して住める家を建てましょう。
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